2020年度欧州における自転車政策調査団参加のご案内

公益財団法人自転車駐車場整備センター主催で、2020年4月に欧州における自転車政策調査団として、ハンガリー、オーストリア及びスイスの自転車都市を対象に、海外現地調査が行われます。

今回の調査は、次のような三つの特徴があります。

①日本のナショナルサイクルルートの指定のお手本を調査
我が国のナショナルサイクルルートのお手本の一つになっているヨーロッパの国際広域ルートであります「ユーロベロ」を代表するルート(第6ルート大西洋-黒海ルート、延長4,448km)が通過する都市を視察し、国際的なサイクルツーリズムがどのように行われているかを実際に見て、今後の我が国のナショナルサイクルルートの指定に向けた参考にします。

②都市のサイクルツーリズム推進の課題や方向性を調査
観光としての自転車活用が進んでいるハンガリー、オーストリア及びスイスでのサイクルツーリズムの都市を視察し、国際的な自転車観光がどのように行われているかについて、我が国のサイクルツーリズムの推進の参考にします。

➂欧州自転車先進都市の自転車活用推進施策のあり方を調査
ヨーロッパでデンマークを抜いてオランダに次いで第二位の自転車分担率となってきたハンガリー並びに山国でも自転車利用が盛んでかつ自転車施策を推進しているオーストリア及びスイスの諸都市を自転車駐車場やシェアサイクルを含め視察し、同様に勾配の多い我が国における自転車分担率の向上を目指した自転車活用推進策の推進の参考にします。

以上のように、対象とする3か国の都市では、広域の自転車ルートの推進、自転車観光の振興やシェアサイクルの設置、これのための走行空間や駐輪空間の整備などが進んでいます。

今回の海外調査は、広域ネットワークルートと自転車による観光、自然的条件の中での自転車の活用推進など我が国の自転車活用推進施策の柱なっているテーマを持つ自治体にとって、有意義な調査になるものとしています。

今後の自転車活用推進計画の策定や推進のためにも、自転車観光やシェアサイクル等の幅広い視点で、必要な施策を選択していく必要があります。これらの国の都市から、わが国に適合する先進的な施策を、各自体の地域の実情や環境に応じて、参考にできるものとなっています。

詳細は、添付のようなものとなっております。なお、当NPOの理事長古倉宗治が本調査のコーディネーターとなっております。

PDF

■ No1-2020年度欧州における自転車政策調査団参加のご案内一式.pdf
■ No2-191216参加申込書(Word)2020年度海外調査.pdf

サブコンテンツ

このページの先頭へ